Research Themes

Research Overview

プラズマ波動物理とRF技術を一つの軸として、核融合・プラズマ科学分野で幅広く研究を展開しています。

•非誘導プラズマ電流立ち上げシナリオの構築
(電子サイクロトロン波,電子バーンシュタイン波+αによるコンパクト炉構想)
•高周波を用いた先進プラズマ加熱、電流駆動、制御手法の開発
•電磁波(マイクロ波・ミリ波)を用いた高温プラズマ計測技術の開発
•プラズマ放射(マイクロ波~硬X線)計測技術の開発
•大電力ミリ波要素部品の開発
•プラズマ波動物理研究
•高速電子とホイッスラー波の相互作用に関する地上実験
•RF pluggingによるダイバータ・SOLプラズマ制御
etc.

Challenge to RF Physics & Technology Towards Fusion Energy

Research Overview

宇宙で輝く恒星は高温のプラズマ状態で、内部で核融合反応が起きることにより、日々莫大なエネルギーを宇宙空間に放出しています。 将来の究極のエネルギー源として期待される「地上の太陽」の実現に向けて、世界各国が協力して核融合炉の研究開発を進めています。
 我々は筑紫キャンパスに球状トカマク(磁場により高温プラズマを閉じ込める方式の一つ)としては 日本最大のQUEST装置を構え、 主にRF(電磁波)を用いたプラズマの加熱と制御、プラズマ診断技術の開発や、関連するプラズマ波動物理に関する研究を行っています。 ITERや核融合原型炉で用いられるような大電力ミリ波要素部品の開発も進めています。
 国内外の多数の大学・研究所との共同研究を進めています。詳細については高温プラズマ理工学研究センターのホームページをご覧ください。

Challenge to Plasma Physics

Research Overview

プラズマは荷電粒子(電子や多種のイオン)の集まりであり、電磁力を介して多彩な複雑性を呈します。 非均一、非等方性に起因して多様な不安定性が発現し、自己組織化や突発現象といった非線形現象が観測されます。

 非平衡系としての統計数理の研究対象でもあります。 波動と粒子との相互作用は普遍的であり、宇宙でまさに起こっている神秘的な現象を紐解く鍵を実験室で見つけることができると考えています。

Plasma Physics

デバイ遮蔽

Plasma Physics

クーロン衝突

Plasma Physics

ラーマー運動(∇Bドリフト)